資源集団回収事業について

更新日:2024年10月02日

資源集団回収とは

   私たちは日常生活を送る中で、少なからずごみを排出しています。海南市の市民1人当たりのごみ排出量は年間約300キログラムにものぼります。

   ごみの多くは焼却処理を行っていますが、焼却に際しては地球温暖化の原因となる二酸化炭素が排出される問題も引き起こします。また、焼却しても焼却灰や残渣等が残り、最終的な処分も必要となります。これを埋める埋立地にも限界があり、いつまでも埋め続けることはできません。ごみ問題は私たちの生活に深く関わっている身近な問題です。

   このようなごみの問題を解決するためには、ごみそのものを生み出さない、繰り返し使用する、それでも出るごみは資源として再利用するなど、極力4Rに基づく取り組みを推進し、ごみを出さない循環型社会を作り上げていくことが重要となっています。

   海南市では、それでも出るごみを有効活用するため、自治会などの団体が古紙などの資源を集め、それを回収業者に引き取ってもらい、リサイクルを進めていく活動(資源集団回収)に対して補助金を交付しています。
   

資源集団回収のための準備

  • 地域の皆さんで団体をつくってください。
    自治会や町内会のほか、営利を目的としない団体であれば、「何々の会」といった任意の団体でも大丈夫です。
  • 団体の代表者を決めてください。
  • 補助金の交付は振込みですので口座をご用意ください。(個人の口座は避けてください。)
  •  集める資源、実施日、集積場所を決めてください。
  • 回収日や集積場所を相談して、資源を回収してくれる業者を決めてください。

補助対象となる資源

  • 紙類(新聞紙、ダンボール及び雑誌)
  • 紙パック(内側にアルミコーティングしているものを除く。)
  • シュレッダー紙
  • 飲料用アルミ缶
  • 飲料用スチール缶
  • 古布類

   ※家庭から排出されるごみに限ります。

資源集団回収の流れ

1.実施団体として市へ登録

【必要なもの】
・ 資源集団回収実施団体登録申請書
・ 相手先登録申請書(押印必要)
   新規登録や代表者等に変更がある場合のみご提出が必要となります。補助金の振込口座の登録のため、実績報告時に提出いただくことも可能です。

【電子申請について】
   資源集団回収実施団体登録申請書は、文書のほか電子申請でも手続きできます。下記URLからご登録ください。
   https://logoform.jp/form/yvj4/751826

2.資源回収の実施

   団体で契約した回収業者に資源を回収してもらい、受領書・仕切書等(回収した資源の種類と重量がわかるもの)を受け取ってください。
   回収業者から受け取った書類は市への実績報告時に必要です。まとめて保管しておいてください。
   書類を紛失した場合は、その分の補助金請求ができません。回収業者によっては、再発行してもらえる可能性がありますので、実績報告提出時までに回収業者にお問合せください。

3.年度末に実績報告書類と受領書等を市へ提出

   登録いただいた団体に対し、12月頃に申請案内を送付します。期日までにご申請ください。

【必要なもの】
・補助金交付申請書
・資源集団回収実施状況報告書
・回収業者が発行した受領書
・資源集団回収補助金交付請求書
・相手先登録申請書(必要な場合のみ)

4.補助金の交付

   資源の重量に1キログラム当たり4円を乗じて得た額を交付します。
   1団体の年度内補助金は50万円が上限です。

   補助金の支払いは申請から1ヶ月程度かかります。
   締切間近には申請が混み合い、補助金支払いに時間がかかる場合があります。年度内の補助金交付を希望される場合は、余裕を持って申請いただきますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先
くらし部 環境課
郵便番号:642-8501
海南市南赤坂11番地
電話:073-483-8456
メール送信:kankyo@city.kainan.lg.jp