ひきこもりに関する相談について

更新日:2024年06月27日

ひきこもりとは・・・

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6カ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」と厚生労働省では定義づけています。

「ひきこもり」はさまざまな要因で社会的な参加ができなくなり自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態で、一つの疾患や障害の概念ではありません。

精神的な病気や障害があって、適応に困難を感じている場合と、精神疾患に起因する場合だけでなく、「社会的ひきこもり」といわれる必ずしも精神疾患に起因しない場合も多くみられます。

いずれの場合も、周囲との関係の中で、「ひきこもる」ことによって強いストレスをさけ、仮の安定を得ている状態です。単一の疾患や障害の概念ではないため、まずは相談のなかで、ひきこもりの背景を整理していくことが大切です。

慢性化したひきこもり状態から抜け出すためには、第三者の関わりが必要です。ひきこもりに関するさまざまな機関がありますので、家族だけで抱え込まないで、まずはご相談ください。

海南市及び周辺のひきこもり相談機関

和歌山県ひきこもり地域支援センター『こころの電話』 (電話073-435-5192)

ご本人、ご家族、関係者の方の電話相談窓口です。 (平日9時30分~12時、13時〜16時)

海南保健所 (電話073-482-0600)

こころの健康相談や家庭訪問、普及啓発等、精神保健に関する各種の事業を行っています。


NPO法人 エルシティオ (電話073-432-2170)

ひきこもりサポート事業を委託して、相談や居場所の提供を行っています。

相談支援事業所

指定相談支援事業所に障害者相談支援事業を委託して、障害のある方やその家族などから、ひきこもりをはじめ様々な相談に応じています。

療育支援センターAOI 海南市船尾438
(電話 073-483-0454) (平日9時~17時)

海草圏域障害児者相談支援事業所らん 海南市大野中732-1
(電話 073-488-6314) (平日8時30分~17時15分)

国保野上厚生総合病院 指定相談支援事業所 紀美野町小畑198
(電話 073-489-2908) (平日8時30分~17時15)

海南市役所社会福祉課障害福祉班 (電話073-483-8602)

ひきこもりをはじめ、精神保健に関する様々な相談を行っています。

注意:この他、通院医療費公費負担や精神障害者保健福祉手帳の申請受付、障害福祉サービス利用に関する相談・助言、居宅生活支援事業等については、海南市役所社会福祉課障害福祉班が実施しています。

海南市社会福祉協議会 (電話073-494-4005)

ひきこもり者の自立に向けた支援を行う生活困窮者自立支援事業を委託し、様々な相談を行っています。

児童相談所 (電話073-445-5312)

不登校、ひきこもりをはじめ18歳までのあらゆる子どもの相談を行っています。

教育相談所 (電話073-482-2507)

不登校・ひきこもりをはじめ教育全般の相談を行っています。

ほっとスペース(電話 073-492-5030)

不登校などのひきこもりの相談に応じています。

開催場所:海南市下津町上14-6 下津保健福祉センター内

開催日時:毎月第4金曜日(13時30分~15時30分)

ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」

この記事に関するお問い合わせ先

くらし部 社会福祉課 障害福祉班
電話:073-483-8602
ファックス:073-483-8429
メール送信:syafuku@city.kainan.lg.jp